イオンの新業態「フードスタイル」は何を変えたのか 客数・売上が1.5倍に伸びた理由(1/6 ページ)

» 2026年07月04日 07時00分 公開
[小林香織ITmedia]

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 イオンフードスタイル(東京都江東区)の新業態「FoodStyle(フードスタイル)」が好調だ。2026年3月7日に開業した新ブランド1号店の「フードスタイル三田店」では、業態転換により客数・売り上げともに約1.5倍になったという。

 「鮮度・活気・楽しさ・安さ」をコンセプトとするスーパーマーケットで、代官山や文京区など都内に6店舗を展開している(7月3日時点)。

イオン系スーパーの新業態「フードスタイル」が好調だ(筆者撮影、以下同)
家族層をターゲットに商品・売場・環境の“若返り”を狙った

 イオンフードスタイルは、イオン系スーパーの事業再編により、マックスバリュ関東、ダイエーの関東事業、イオンマーケットを統合して誕生した新会社だ。同社では、ピーコックやダイエー、マックスバリュなどのイオン系スーパー125店舗を首都圏に展開。その全店を2030年までに順次、フードスタイルに切り替えていく。

 近畿圏では、ダイエーとその子会社である光洋を統合して、新生ダイエーが誕生した。同社が運営する187店舗(2026年3月1日時点)のうち、約8割をフードスタイルに切り替える方針だ。

 フードスタイルが狙うのは、商品・売場・店舗環境の「若返り」。従来の主力顧客だった50〜60代に加え、30〜40代の家族層を取り込むため、さまざまな改革を進めてきた。その結果、幅広い世代が来店するようになり、三田店では客数に加えて1回当たりの平均購入点数も8点から10点へ増えたという。

 共働き世帯や子育て層を呼び込むために、何を変えたのか。フードスタイル1号店の三田店で見た、売り場の変化とは――。

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