2026年6月下旬、東京メトロ・白金高輪駅から徒歩約12分に位置する「フードスタイル三田店」を訪れた。周囲は閑静な住宅街で、高所得者層が多いエリアである。
店内へ入ると、まず青果売り場がある。この売り場構成は一般的なスーパーと同様だが、配置はやや独特だ。同じ色味の野菜がまとまっておらず、緑・赤・緑・赤・黄色といった具合。トマトとミニトマトが隣に並んでいないのは、珍しい。野菜の種類も少なく見える。
「商品点数を絞り、できるだけ表面積を広く取りました。カラーコントロールも意識して、あえて異なる色合いを隣り合わせにしています。面を広げることで価格もアピールでき、“お得感”も出しやすくなりました」(イオンフードスタイル 取締役 兼商品本部 商品本部長 阿部雅博氏、以下同)
同店は約300坪で、SKU(商品の最小管理単位)は約9000となる。以前は約1万1000SKUだったので、20%ほど削減した。青果も以前は約250SKUだったが、半分の約125に抑えている。これにより、五感に訴えるような陳列を実現したそうだ。
こうした視覚的な演出は、他の売り場でも取り入れられている。続く鮮魚部門では、魚が“丸ごと”の状態で売られていた。
「イオンモール」10年後はどうなる? 空き店舗が増える中で、気になる「3つ」の新モール
セブン「スムージー半額騒動」の背景 若者はなぜコンビニから離れたのか
「廃虚アウトレット」の乱立、なぜ起こる? 絶好調なモールの裏で、二極化が進むワケ
丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング