ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
企画や商品を実際に動かしてみると、思っていたのとは少し違う“数字”が見えてくる。売り上げだけでなく、どの時間に売れたか、どんな組み合わせで選ばれたかなど、現場ならではの動きだ。本特集では、実際に試してみたことで分かったことを手がかりに、仕事の中に隠れている小さな発見を拾い上げていく。
酢飯とガリだけの「ガリだけ丼」、ネギだらけでうどんが見えなくなった「ぶっかけうどん」、フライドチキンの皮だけが詰まった「皮だけフライドチキン」――。
このような商品名を見ると「な、なんだよ、なにかのネタ?」「ユーチューバーのおふざけ企画?」などと思われたかもしれないが、ドン・キホーテの人気商品の一例である。
ブランド名は「偏愛めし」。2023年11月に「みんなの75点より、誰かの120点」をコンセプトに、弁当や総菜などを販売したところ、累計販売数は1122万点を超え、売上高は31億円(2026年5月末時点)を突破した。
一見すると「やりすぎでは?」と思えるような商品は、どのように生まれているのか。担当者によると、これまでに454件のアイデアを出したものの、発売に至ったのは118件(2026年6月末時点)にとどまる。採用率は約26%。とがった商品ばかりに見えるが、その裏では多くの案がふるいにかけられているのだ。
偏愛めしの登場から約2年8カ月。販売を続ける中で、どのような発見があったのか。販売データからは、お客のどのような買い方や選び方が見えてきたのか。ブランド担当の近藤藍さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。
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