企業は生成AIの導入で期待する効果を得られているのか。データ分析を提供するdev(長野県松本市)によると、経営者の4割以上が「期待した成果を得られていない」と回答し、理由としては「業務での活用方法が分からない」と「AIを使いこなせる人材がいない」(同18.3%)がトップとなった。
自社で生成AI活用がどのくらい推進しているか尋ねたところ、最も多かったのは「全社的に活用している」(34.6%)だった。以降「一部の業務で活用している」(30.8%)、「部署単位で本格的に活用している」(21.4%)と続いた。
生成AIの活用で期待した成果を聞くと、トップは「定型業務の自動化による生産性向上、コスト削減」(44.7%)で、以降は「データ分析や需要予測など、意思決定の迅速化・高度化」(41.2%)、「従業員の創造的な業務へのシフト促進」(31.5%)となった。
期待した成果を得られているかという質問に対しては「成果が出ている」(58.8%)が「成果は出ていない」(41.2%)を上回ったが、生成AIの扱いに課題を感じていることもうかがえる結果となった。
スシローの注文用ディスプレイ「デジロー」は何がすごい? 大画面に盛り込まれた数々の仕掛け
20年以上の経験がある採用面接官が指摘 「意味のない質問」とは?
メルカリ、悪質な転売への対策発表 しかし「手放し歓迎ムード」にならないワケとは
「ラブブ」トレンドは長くは続かない? ジレンマを抱える人気キャラが「失った価値」
採用面接で「うそを話しているかもしれない」と感じたら? 応募者の本質を見抜くコツCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング