社長の趣味は全年代で「ゴルフ」がトップ──そんな調査結果を帝国データバンクが発表した。代表者の趣味が判明している約10万社のうち、46.35%で該当した。ゴルフは他社との交流や取引先との信頼構築など、ビジネスシーンにおける重要なコミュニケーション手段として定着している。
一方で、30代以下ではゴルフの割合が3割を下回るなど、世代間での関心の差が拡大している。年代別では70代の社長の54.6%がゴルフを趣味とする一方、若手層ではサッカーや野球、アウトドアなどアクティブ系の趣味が増加している。
全体の2位は「読書」(12.1%)、3位は「釣り」(8.63%)となった。しかし、これら3つの趣味はいずれも過去5年間で割合が低下しており、社長層のライフスタイルに変化が生じていることがうかがえる。
一方、過去5年間で上昇傾向がみられたのは「サッカー」(0.55ポイント増)や「野球」(0.46ポイント増)などのスポーツ系に加え、「オートバイ」「クルマ」「アウトドア」といった活動的な趣味だった。特に30代以下では、趣味としてのサッカーのほか、地域クラブへの参加や試合観戦など、関わり方が多様化している。
また、20代では「クルマ」や「オートバイ」などモビリティ系の趣味が目立つほか、「コンピューター・IT」「ゲーム・アニメ」「映画・ドラマ」など、デジタルやインドア領域に関心を持つ社長も多かった。
50代以上の世代では、「読書」「釣り」と並んでスキーやスノーボードなどの「ウィンタースポーツ」が上位にランクイン。1970〜1980年代のスキーブームの影響が根強く残っているとみられる。
帝国データバンクは「社長の趣味の変化は、ビジネスにおける社交の在り方や企業文化の多様化を反映している」と指摘。従来の「ゴルフ接待」に象徴される交流スタイルから、個々の価値観を重視した関係づくりへと移行が進む中で、趣味の動向がビジネスの新たなトレンドを示唆する可能性があるとしている。
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