近年、サステナブル(持続可能)を意識した商品やサービスが注目されている。環境に配慮して価格が上がった場合、消費者はいくらまで受け入れるのだろうか。経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(BCG)が、日本全国の15〜69歳を対象に調査を実施した。
通常購入している一般的なジーンズが5000円だとすると、環境に配慮した製品にはどのくらい多く支払う意思があるのか。50%リサイクルコットンを使用し、生産時に一部再生可能エネルギーを用いた環境配慮製品のジーンズでは、10%以上価格を上乗せした「5500円以上支払える」と答えた人は26%だった。さらに、100%リサイクルコットンを使い、生産時の再生可能エネルギー利用が100%の製品では、その割合は30%となった。
100%リサイクルコットン製のジーンズについて年代別に見ると「10%以上の上乗せ料金を支払う」と答えた割合が特に高かったのは、10代(37%)と60代(35%)だった。
通常購入している洗濯用洗剤を400円とした場合、成分の一部が環境負荷の少ない素材で、容器が100%リサイクルプラスチックの環境配慮製品について、「440円以上支払える」と答えた人は31%だった。ほとんど環境負荷がない成分を使用し、容器にプラスチックを使用しない製品では34%だった。
ほとんど環境負荷がない成分を使用した洗濯用洗剤に「10%以上の上乗せ料金を支払う」と答えた割合は、10代(43%)が最も高く、60代(38%)、20代(37%)が続いた。
ただし、BCGは「本調査はアンケートのため、各割合の消費者が実際にプレミアム(上乗せ料金)を支払うわけではない」と留意点を示した。
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