売り上げの平準化による残業時間の抑制以外には、職場環境の改善にも取り組んだ。入社当初「マジで狭かった」と輝光社長が振り返る職場環境は、昔ながらの建物ということもあって、土間のようなスペースがあり、雨の日は商品が汚れてしまうこともあった。何より暑さが従業員の負担になっていたという。
「スポットクーラーをみんな背中に差し込んで働いていたくらいだからね。めちゃくちゃ電力を使うから、ブレーカーが落ちちゃうことも少なからずあった。だからクーラーを入れて、機械の故障音とかにも気付きにくいから、有線も廃止したよ」
当時は男性従業員が多かったところ、ゆくゆくは女性も増えることを見越して男女共用しかなかったトイレも、女性専用をつくった。こうした施策が功を奏し、少しずつ従業員が増えていく。
その他、福利厚生として、週に数回のヨガやピラティス(一部を一般にも公開)を企画。社長自らが参加する食事会だけでなく、参加率9割ほどという忘年会を開催する。
また、これまでの福利厚生は社内にいるときに使えるものが多かったが、月に1000円でジムに通えるプログラムを用意。クルマ社会なこともあり、仕事中に洗車などをしてもらえるサービスの導入も予定している。
もちろん、全ての取り組みがうまくいったわけではない。従業員が20人くらいになったとき、社内の結束感を高めようと社内では敬語を使わず、タメぐちを“公用語”にしたことがあった。当時、輝光氏は専務。変に自分に対して気を遣わないでほしいという思いもあったという。
ところが、それ以降は社内に「なあなあ」な空気が漂うように。私語は当たり前、自分勝手な態度を示す人も増えてしまった。そこで一転、今度は社長就任後の1年ほど「敬語しか使わない」ようにした。ちなみに社内の制度が整い、もう心配はないという判断から、現在はタメぐちOKに戻している。
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