三菱ケミカルは12月8日、希望退職の募集に対し1273人が応募したと発表した。この構造改革に伴う費用は約320億円を見込んでいる。同社によると、今回の応募人数の退職により労務費は年間約160億円減少する見通し。三菱ケミカルグループの2026年3月期の純利益は1250億円の黒字の見込みだ。
上場企業の早期・希望退職募集が相次ぐ。その中には、業績が黒字でありながら実施する「黒字リストラ」も目立つ。
東京商工リサーチの「2025年上場企業『早期・希望退職募集』状況(11月10日現在)」によると、1月1日〜11月10日に早期・希望退職の募集が判明した上場企業は41社で、そのうち直近決算が黒字だったのは28社、赤字は13社に上った。黒字企業の割合は6割を超えた。
10月には、2025年3月期の連結決算で847億200万円の黒字だった明治ホールディングスの事業子会社の明治が、50歳以上を対象に希望退職を募集した。
また11月には、オリンパスが国内外で約2000ポジションを削減すると発表した。オリンパスは2026年3月期の連結純利益を940億円と見込む。
オリンパス、2000ポジションを削減 大手の「黒字リストラ」相次ぐ理由は?
加速する「黒字でも構造改革」 2025年の早期・希望退職、募集人数は1万人突破
上場企業の人員削減が加速 早期・希望退職、9月末までに1万人超Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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