忘年会ではOKでも、新年会で「やってはいけないノリ」とは?「キレイごとナシ」のマネジメント論(3/5 ページ)

» 2025年12月15日 08時00分 公開
[横山信弘ITmedia]

毎年繰り返される50代上司の失態

 冒頭で紹介した30代社員の悩みを、もう少し詳しく聞いてみた。

 彼の会社では、毎年12月下旬に忘年会、1月上旬に新年会を開催している。忘年会では、50代の部長がいつも大騒ぎする。カラオケで熱唱し、若手社員に武勇伝を語る。

 忘年会ならそれでもいい(かもしれない)。1年の労をねぎらう場だから、多少のハメ外しは許される。

 しかし問題は新年会だ。

 新年会でも、この部長は同じように振る舞う。2次会、3次会と引っ張り、若手を付き合わせる。挙句の果てには「今年も頑張ろうな!」と肩を叩く。

 若手社員たちは、毎年うんざりしているという。

 「新年会は決起の場なのに、ダラダラ飲んで何の意味があるんですか」

 「忘年会と新年会の違いを、部長は理解していないんですよ」

 このように感じている若手は多い。

目的に合った行動が大切だ

 では、具体的に何が問題なのか。忘年会ではOKでも、新年会ではNGな行動を3つにまとめたい。

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