それでは、今年の忘年会、新年会をどう開催すべきか。幹事やマネジャーが気をつけるべきポイントを3つにまとめよう。
第1に、新年会は1次会で終わらせることだ。
できる限り、1次会でスッキリ終わらせる。新年会そのものは盛り上がっていいが、予定した時間で終わらせるのだ。
幹事は、事前に「今日は1次会で終わりです」と宣言しておこう。可能であれば、「部長や課長の皆さんも2次会に行かず、まっすぐ帰宅してください」と釘を刺す。
第2に、新年会では前向きな話題に絞ることだ。そのためにも幹事が率先して、「今年はどんなことに挑戦したいですか?」と話題を振ろう。そうすれば、自然と前向きな雰囲気になるはずだ。
第3に、幹事は上長が担うこと。
「新年会は19時から21時まで。2次会はなし」
「今年のチャレンジ目標について、話してください」
こんなことをビシッと言えるのは上長しかいない。忘年会の幹事は若手が担ってもいいが、新年会はプロデュース能力の高い役職者に任せたほうがいいだろう。
忘年会はともかく、新年会は「メリハリ」が必要だ。
忘年会は1年の疲れを癒す場。しかし新年会は、今年1年のスタートを祝う場だ。ダラダラ飲み続けるのではなく、スッキリ終わらせるべきである。
もうすぐ年末年始を迎える。今年の忘年会、新年会では、是非この違いを意識してもらいたい。
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