ミズノの“ミャクミャクスニーカー”はなぜ売れたのか 目玉付きが支持された理由【2025年メガヒット記事】(1/4 ページ)

» 2025年12月19日 09時00分 公開
[小林香織ITmedia]

2025年メガヒット記事を振り返る:

ITmedia ビジネスオンラインが2025年に公開した記事で、特に反響が大きかった記事を編集部が厳選して再掲する。初出は5月26日、文中の記述は掲載当時のまま。


 2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。開幕から37日目にあたる5月19日には、関係者を含む来場総数が400万人を超えた。

 開催に合わせて、万博公式キャラクターの「ミャクミャク」や公式ロゴがあしらわれた公式ライセンス商品が多数発売され、意外なヒット商品も登場している。

万博公式キャラクターの「ミャクミャク」(出典:ミズノ、以下同)
ミズノが販売する万博商品のスニーカーがヒットしている

 その一つが、ミズノが販売するスニーカー「THE MIZUNO ENERZY (ザ ミズノエナジー) OSAKA EXPO2025」(以下、ミャクミャクスニーカー)(3万800円)だ。

 アッパーが青、ソールが赤のミャクミャクカラーにモコモコしたソール、さらに目玉を付けてミャクミャクの顔周りを再現。一目で“ミャクミャクらしさ”が伝わり、かなり攻めたデザインだ。

 賛否両論があったものの、2025年2月に一般販売すると計画の2倍以上で推移し、4月初旬に在庫切れに。再販を望む声を受けて、ミズノのECサイトで予約を受け付けたところ、再び在庫切れになった(5月22日時点)。

 ド派手なミャクミャクスニーカーの開発の狙いと反響をミズノ ライフ&ヘルスマーケティング部 課長の杉浦里佳氏に聞いた。

 →「黒ミャクミャクスニーカー」2時間で完売 ミズノに届いた“もう一足ほしい”の声(関連記事)

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