「高島屋堺店」61年の歴史に幕、売上はピークの3分の1(3/3 ページ)

» 2025年12月25日 10時56分 公開
[産経新聞]
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 5階フロアでは、店の歴史を振り返りつつ地域の人々に感謝を伝えるため、閉店日まで「堺タカシマヤ61年の歩み展」が開かれている。

 61年前の開業初日に、約10万8千人の客で館内が混雑する様子をとらえた写真などを紹介。当時の制服を着用した高島屋のシンボルキャラクター「ローズちゃん人形」のほか、「赤ちゃんの頃から来ています」「61年間お疲れ様」といった顧客からのメッセージ約300点を展示している。

 展示会を訪れた堺市堺区の上田年子さん(78)は「時代の流れなので仕方ない。お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいだ」と話していた。

 高島屋堺店が去ったビルには、南海電鉄が「HiViE(ヒビエ)堺東」の名称でショッピングセンターを出店するとしている。(前川康二)

photo 高島屋堺店の歴史を振り返るパネル写真を見る買い物客ら=堺市堺区

 高島屋 1831年に京都で創業した老舗百貨店。本社は大阪市中央区。国内では関西や関東圏の百貨店を中心に17店舗の商業施設を展開。上海やシンガポールなど海外にも5店舗がある。2025年2月期連結決算は売上高に相当する総額営業収益が1兆327億円(前期比8.5%増)、純利益395億円。連結従業員数は1万494人(25年2月末時点)。

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