前回はミズノ、ニューバランス、ブルックスの着用者が1人ずついた。このなかで注目したいのが「まるでワープするような速さで未来のレースシーンを変える」というコンセプトでシリーズを展開したミズノだ。
2025年12月19日、ミズノ史上最軽量となる137グラム(27.0センチ)の「HYPERWARP PURE」、ストライド型(歩幅を伸ばすことでスピードを上げる)のランナーに向けた「HYPERWARP ELITE」、安定感を重視した「HYPERWARP PRO」の3モデルを発売。フットウェア企画の担当者が「このハイパーワープを起点に、ミズノランニングは変わります」と宣言するほど、本気度が伝わってくる。
ミズノは東京国際大、日本大学、神奈川大学、日本体育大学にユニフォームを提供しているが、新モデルシューズをどこまでプッシュできるのか。
前回は出走者がいなかったフランス発祥のホカは、2024年に第一生命グループと、2025年にコニカミノルタとパートナーシップを締結。箱根駅伝への本格参戦も近いかもしれない。
現時点で日本国内ではさほど流通していないが、今後は中国ブランドの LI-NING(リーニン)の動向にも注目したい。
日本長距離界のカリスマといえる大迫傑選手が2025年10月にリーニンとの契約を発表。12月7日のバレンシアマラソンでは、そのシューズで2時間4分55秒の日本記録を打ち立てた。大迫選手はオリンピックに3度出場。ナイキの厚底シューズを国内に広めた実績もある。
日本での認知度は低かったリーニンだが、大迫選手が快走したことで、多くのランナーから熱視線を浴びている。同社が箱根駅伝をターゲットにする日も遠くないだろう。世界中のメーカーが参入することで、箱根駅伝のグローバル化も進むかもしれない。
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