店の品ぞろえや値段を知るために昔から活用されているスーパーマーケットなどの折り込みチラシ。近年は店が来店客の買い物傾向にきめ細かく応じる形で、店内のデジタルサイネージ(電子看板)で発信したり、アプリ会員にスマートフォンで個別の情報を届けたりする広告「リテールメディア」が広まっている。「これが欲しかった」という商品情報が手に入りやすくなることが期待できそうだ。
「当店のおすすめはモカブレンド。そのこだわりは…」
ファミリーマートで設置が進む幅約3メートルの大型サイネージ「ファミリーマートビジョン」には、日々さまざまな情報が映し出される。商品広告だけでなく、ニュースやクイズ、アート、ミュージックビデオなど。都道府県、若者が多い大学周辺、オフィス街など立地ごとに顧客の属性に合わせたメニューが可能だ。
2025年12月末で国内の6割超に当たる約1万820店舗に導入。広告案件の77%で売り上げ効果を確認している。ファミマ傘下でリテールメディア事業を手がけるゲート・ワン(東京)の速水大剛取締役は「広告と自然に接触するため、消費者にとっても押し売り感が少ない」と話す。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング