さぁ、「阪急電車」宝塚線の旅に出よう! 出発駅は大リニューアル工事の始まった「大阪梅田駅」だ。まずは電車の停車位置を14メートル、十三寄りに移して改札口周辺のスペースを広く確保。さらに隣接する「ターミナルビル」や「新阪急ホテル」の建て替え、「阪急三番街」のリニューアルなど「芝田1丁目計画」も進めていくという。どんな駅に生まれ変わるのだろう。いや、こんな大阪梅田駅になってほしい―を探ってみた。
14メートル電車の停車位置を十三寄りに移す―といっても、「大阪梅田駅」のホーム自体を伸ばすわけではない。実は昭和48年に移設拡張した現在の神戸、宝塚、京都線の9線10ホームの巨大ターミナルは、将来の大量輸送を想定して10両編成の電車が停車できるホームに造られていた。
予想通り輸送人員は増え、朝の通勤ラッシュの時間帯の10両運転を宝塚線では57年から、神戸、京都線は60年から実施した。
阪急全線の年間の輸送人員は60年に約7億4千万人、平成3年には約8億1千万人を記録。だが、その年をピークに徐々に輸送人員が減少し、現在は6億人前後で推移している。
西浦一晴広報課長によれば「特にコロナ禍以降はライフスタイルが大きく変わり、時差出勤やリモート勤務などの影響で朝夕の通勤ラッシュも以前より10%ほど緩和されている」という。
そこで利用状況に合わせて令和4年に宝塚と京都線、7年に神戸線の10両運転を廃止。すべての線が8両編成となったのを受けて今年1月24日からリニューアル工事がスタートしたというわけだ。
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