「企業と銭湯の橋渡しとなり、銭湯に新しい収益モデルをつくりたくて始めました」
日本初となる温浴施設向けのデジタルサイネージ(電子看板)「ふろマド」を運営する「SENSE」(大阪市城東区)の代表、林裕二さん(35)は、立ち上げの経緯をこう話す。
液晶ディスプレーを通じて広告や施設紹介、天気予報などを配信するシステムで、令和6年2月にスタート。現在は大阪や東京を中心に約50の銭湯やサウナ施設で展開している。
温浴施設には脱衣所や待合スペースに無料で設置し、広告費の一部を還元。広告主は商品や地域に密着した多彩な情報を効果的にアピールできるほか、温浴施設とのつながりを新たなビジネス創造の場に生かすこともできる。
「まさに三方良しのビジネスモデルではないかと。文化的にも一目置かれている銭湯でイベントをしたいという機運は高まっている」と分析する。
ふろマドではこのほか、のれんや室内装飾を企業広告などでジャックするイベントや、試供品の提供、グッズの製作・販売などのプロモーションも手掛けており、「小さな成功体験を積み重ねて、大きなプロジェクトに発展させていくことが目標」と夢を語る。
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