タワマン集積地に“水辺の価値” 晴海・勝どきに水上スポーツ拠点

» 2026年03月20日 10時30分 公開
[産経新聞]
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 東京都中央区は、区内の勝どき、晴海地区の朝潮運河で、手漕ぎボート競技(ローイング)やカヌー、スタンドアップパドルボード(SUP)などの水上スポーツができるように、周辺環境の整備に乗り出す。令和9年度から運用を開始し、将来は、周囲にタワーマンションや高層オフィスビルが立ち並ぶ中で、各種の水上スポーツが楽しめるようなエリアにしていく考えだ。

photo 東京都中央区が水上スポーツエリアとして整備に乗り出す朝潮運河周辺(平尾孝撮影)

 朝潮運河は、隅田川の支流から同区の佃、月島、勝どき、豊海町と晴海の間を流れ、東京湾に注ぐ、比較的波の穏やかな水域だ。区では生活にゆとりと豊かさを加えるため、水辺を積極利用する「水辺環境の活用構想」を進めており、その一環として水上スポーツにも取り組む考えだ。

 計画では朝潮運河に面した晴海3丁目の黎明(れいめい)橋公園付近に、非動力船用の船着き場と、競技用ボートや関連する器具などを収納できる保管庫を設置する。8年度当初予算案に事業費3億円を計上している。

 9年度から水上スポーツエリアとして活用するが、プレジャーボートや屋形船も運航していることから、安全面を検証しながらの利用とする。

 この周辺は2020東京オリンピックの選手村を転用した巨大マンション群「晴海フラッグ」や勝どき周辺の倉庫跡地を利用したタワーマンションなどが立ち並ぶ湾岸エリアで、新たな水上スポーツが楽しめる場所として注目を集めそうだ。

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