コンサルティング事業を展開するタバネル(大阪市)は、全国の課長クラスの会社員を対象に「課長のAI活用実態調査」を実施した。その結果、全体の67%が月に数回以上、継続的に生成AIを利用していると分かった。
業務における生成AI(ChatGPT、Copilot、Gemini、Claudeなど)の利用頻度は「ほぼ毎日使っている」が25%、「週に数回使っている」が26%、「月に数回使っている」が16%だった。
一方で「試したことはあるが、現在は使っていない」(13%)、「全く使っていない」(20%)を合わせると、33%が活用していなかった。
月に複数回以上、仕事でAIを使用している課長のマネジメント業務における具体的な活用内容は「部下へのフィードバック文言の整理」が最多で28%だった。以降「部下育成のアドバイスや指導案の整理」(26%)、「人事評価コメントの作成・推敲」(25%)、「チームの課題整理や組織改善の検討」(24%)が続いた。
AI活用によって生じた変化としては「仕事のスピードが上がった」(46%)、「資料や文章の質が上がった」(40%)、「人事評価コメントの作成が楽になった」(21%)が上位だった。
一方「AIの回答の確認・修正に時間がかかる」(15%)、「AIに頼りすぎて自分で考える時間が減った」(14%)といった課題も挙がった。
AI普及によるマネジメント業務の今後については、月に数回以上AIを利用している層では「課長自身の業務は効率化される」(43%)が最も多く、「課長の意思決定の質が上がる」(28%)、「部下への助言やフィードバックの質が上がる」(24%)が続いた。
一方、AIを利用していない層では「今のところあまり変わらないと思う」(59%)が突出して多かった。
本調査は1月、従業員50人以上の企業に勤める課長クラスの正社員198人を対象に、インターネットで実施した。
「AI上司でも問題ナシ」51.9% 効率化に期待する声多く
ローソン、社員の3分の1がアプリ開発 「IT好き社員のDX」が全社に広がった理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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