それと同時に、羽毛布団の品質にも徹底的にこだわりました。とろけるような軽さと包み込むような感覚を実現するため、羽毛の品質はもちろん、布団の生地の素材まで細かく見直していったのです。
その結果、軽やかでありながらふんわりと身体に寄り添う構造の羽毛布団を作り上げ、生活者が求めていた「とろける」「ふわふわ」という感覚を実現しました。
生活者の声を反映した商品は、当然ながら好意的な反応を獲得し、nishikawaがこれまでMakuakeで実施してきたプロジェクトの中でも最も大きな応援購入総額を記録しました。
応援コメントには、「家で洗える羽毛布団という点に魅力を感じました」「今使っている布団が重くて寝付きにくいので、とろふわが楽しみです」といった声が寄せられています。
今回の商品開発で分かったのは、企業が考えたコピーではなく、生活者が語る言葉に着目し、品質や素材の設計を磨き込むことの重要性です。
AIを活用することで、キャッチコピーの案は無限に生み出せるようになりました。しかし、実際に生活者が感じていることをAIが想像するのは、容易ではありません。nishikawaはこの“リアルな声”を、商品のコンセプトと訴求の中心に据えることで、生活者に直感的に伝わる価値を生み出しました。
AIが普及するほど、企業の商品開発において重要になるのは「何をインプットするか」です。
ネット上の一般論ではなく、実際に商品を使う生活者の声。こうした一次情報こそが、商品価値を磨くための重要な材料となります。
羽毛布団のような成熟市場では、機能だけで差別化するのは簡単ではありません。だからこそ、生活者のリアルな声から課題や価値を掘り起こし、それを品質や体験の設計に反映していくアプローチが、今後ますます重要になっていくでしょう。
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