中国人の「訪日自粛」もどこ吹く風 ドンキのインバウンド業績、絶好調が続くワケ(3/4 ページ)

» 2026年04月07日 05時00分 公開
[山口伸ITmedia]

店舗ごとに商品戦略を差別化

 MEGAドン・キホーテや通常のドン・キホーテなど、日本人向けを対象とした店舗では食品が主な商材だ。国内ディスカウント事業では食品売上高が4割強を占める。1階部分や入口付近で菓子類や飲料、加工食品などの生活必需品を販売し、店舗によっては生鮮コーナーを構える。PPIHは全国展開にあたり、食料品比率を増やすなど必需品にシフトしてきた。

2008年に誕生したMEGAドン・キホーテ(出所:PPIH公式Webサイト)

 一方で、都内にある新宿・浅草・秋葉原などのインバウンド向けの店舗では土産物や雑貨が多く、昔ながらのドン・キホーテを思い起こさせる。こうした店舗でも菓子類を販売するが、ご当地物の商品や抹茶を売りにしたような商品が目立つ。

 雑貨品コーナーでは日本をモチーフとしたキーホルダーなどを陳列し、ハローキティなどキャラクター用品のエリアが大きいのが特徴だ。

 浅草店にはアジア圏や欧米圏など幅広い地域の観光客が見られ、免税レジには長蛇の列ができていた。彼らが購入するのは観光地らしい商品だけでなく、「なぜ、わざわざ日本で買う必要があるの?」と疑問に思うようなものも多い。

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