「一太郎」はまだ現役だった 41年続く国産ワープロ、次の武器は?(3/3 ページ)

» 2026年04月24日 06時00分 公開
[産経新聞]
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「深化」も目指す

 一太郎の発売は昭和60年。2年後のバージョン3は使いやすさ、安さなどでベストセラーとなり、パソコンソフトの代名詞になった。しかし、ウィンドウズの普及とともにワードにシェアを奪われ、現在はウェブブラウザ上で動く無料の「グーグル ドキュメント」など複数ユーザーが文書を共有し作成するグループウエアが浸透している。

 一太郎はこの流れとは一線を画し、過去のバージョンとの互換性を保ちながら、印刷物など出力が重視される教育現場や官公庁で利用が続いている。佐々木さんは「一太郎が目指すのは『進化』と『深化』。新しいものを取り入れる一方で、バージョンアップで物書きの方からの要望にも応えるなど、既存の機能も深く利用できるようにしていきたい」と話している。(鵜野光博)

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