GW明けに急増「退職代行」 若者が頼る理由と企業の警戒感(1/3 ページ)

» 2026年05月05日 16時00分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 会社を辞めたいが、自分から言い出せない−。そんな悩みを抱えた人をサポートする民間の「退職代行サービス」が若者に人気だ。ゴールデンウイーク(GW)などの大型連休明けは、特に退職希望者が増加。一方、企業側からは法律で禁じられる「非弁行為」ではないかとサービスを問題視する声も上がり、運営業者は代行内容の透明性向上を図っている。

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 「社長らから高圧的な態度をとられ、同じ状況が続くのが心配なので退職したい」

 4月上旬の深夜、退職代行「やめたらええねん」の相談窓口に1本の電話が入った。依頼者はアパレルの会社に入社して5日目の20代女性。初日から社長が大声で別の社員の悪口を言っているのを目撃し、精神的苦痛を受けたという。

 睡眠や食事が十分とれなくなった女性は寝坊してしまい、社長から「余裕ぶっこいているんじゃないか」と叱られた。他の社員からも嫌がらせを受けるようになった。会社は家族経営で、職場環境の改善は見込めない。社長らの言動に絶望した女性は退職代行を利用、すぐに退職できた。

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