任天堂は10年以上前から「任天堂IPに触れる人口の拡大」を掲げ、ゲーム専用機以外でもキャラクターやゲームの世界観に触れる機会を広げてきた。スマートフォン向けアプリやキャラクター商品に加え、任天堂直営店、日米のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ」で展開するエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」はその代表例だ。映画は先行するIP展開の延長線上にあり、1作目の成功で戦略の有効性を示した形だ。
成功の要因は、ゲームの世界観を崩さない制作姿勢にあった。マリオの生みの親である宮本茂氏が1作目から制作に関わり、画面が左右に流れる横スクロールの画面構成や、歴代ゲームのアイテム、音楽を思い起こさせる演出を随所に盛り込んだ。
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