こうした中、老朽化を理由に全国で相次ぐホールの閉館や休館が、市場の持ち上がりに水を差している。ACPC正会員が対象の調査では25年のライブ・エンターテインメント市場が売上高、動員数ともに過去最高となる一方、公演数は前年比1.4%減の3万3769本と2年連続で前年を下回った。閉館・休館による会場不足などが要因だという。
旅行ジャーナリストの村上英子氏は「人工知能(AI)で代替する仕事は増えるだろうが、ライブは依然として人の技能と現場力が支えている」と述べ、舞台設営や照明、音響など専門職人材の不足が深刻化していると指摘する。
国内アーティストにとどまらず海外からの公演誘致や、日本の音楽コンテンツを輸出産業として伸ばす上でも受け皿の弱体化を防ぐ必要がある。(田村慶子)
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