小田急電鉄が先月、駅員が装着して動画を撮影する小型ウエアラブルカメラの運用を全70駅で始めた。異常発生時に状況を記録して情報をスムーズに共有したり、乗客による暴言や不当要求といったカスタマーハラスメント(カスハラ)を防いだりするのが狙い。導入後の1カ月間にカスハラの報告はなく、早くも効果が数字に表れた。
カメラは各駅に1〜3台配備した。手のひらサイズで約50時間分の映像と音声を記録でき、古いデータから自動で消去される。駅員が構内を見回る際や乗客同士のトラブルに対応する際際など、制服の胸に取り付けて使い、表面には「録画中」と赤く表示される。
また、警備大手ALSOKと連携。カメラを使用する際は、警備員の応援が必要となった場合に同社へ即時通報できる「非常ペンダント」も合わせて携帯することで、トラブルに素早く対応できる体制を整えた。
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