「スネハラ」論争の裏側 なぜ男性の短パンは嫌われるのかクールビズ20年目の壁(1/3 ページ)

» 2026年06月27日 14時30分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 夏の長期化で、暑熱対策と省エネの両立が前倒しで模索されている。象徴的なのが、4月に東京都が発表した「東京クールビズ」だ。男女問わずポロシャツやスニーカーを着用しての業務が明文化され、軽装で働く職員の姿が公開された。しかしその直後から、男性のハーフパンツ=短パン解禁のみに脚光が当たり、ウェブ上では“おじさんたたき”につながりかねない記事が頻出、すね毛を見せられる苦痛「スネハラ」なる言葉まで登場した。でも、そこまで見苦しい人って職場にいる? 気を使っている男性の方が多くない? クールビズの進化を阻む見えない空気感とは何か、考えてみたい。

photo 「東京クールビズ」を実践する東京都職員が、取材に応じてくれた=東京都新宿区の都庁(重松明子撮影)

軽装vsマナー 男性キュロット提案も

 早くも気温30度超えが観測された5月。某スポーツアパレル本社で、別件の取材に対応してくれた男性社員は、キュロットのようなワイドパンツ姿だった。

 「オフィスでのハーフパンツが解禁になりました。これは自社のメンズ商品です。裾から風が入ってくるので涼しい」。足首上の丈だが靴下を履き、素肌は見えない。上品かつスポーティーで好印象である。

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