筆者が2026年5月のドイツ出張時、フランクフルトの目抜き通りであるビーバーガッセを歩いていると、周辺のブランドショップの中でも特に人が集まっている店舗が目に入りました。それが2025年10月にオープンしたユニクロでした。オープン時にはドイツの国営放送にも取り上げられ、連日行列ができていたようです。この日も店内は大混雑しており、ユニクロブームを肌で感じました。
店舗は2フロアで1600平方メートル(約484坪)。ユニクロの商品をフルラインで扱う旗艦店です。
ユニクロが海外で存在感を高められたのは、北米市場でのシェア拡大に集中投資したからです。都市レベルでの集中出店戦略を採用し、ニューヨークのSOHO、5番街、ハドソンヤーズ、ウェスト・フィールド・ワールドトレードセンターに出店。2026年に入ってからも、ブライアントパーク5thアベニュー、ウィリアムズバーグと、マンハッタンの一等地に集中して店を出すことで知名度を上げてきました。現在は全米の主要都市や欧州の各都市への集中出店を行っています。
今後、ユニクロを有するファーストリテイリング社が目標とする売り上げ10兆円実現のためには、海外市場のさらなる開拓、拡大が必要ですが、それだけでは不十分です。足元の国内市場においても圧倒的な実績を上げる必要があります。そこで今回、国内の出店戦略を大きく見直すこととなったのです。
「世界のユニクロ」も夢じゃない? 欧米で大苦戦してたのに、気付けば世界47位のブランド 大躍進を実現した戦略に迫る
令和のバーキン? ユニクロ「1500円バッグ」が英国で大絶賛 模倣品騒動も起きるほどヒットした背景Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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