一定の段階まではAIに任せ、その結果についてAIと議論を深めたうえで、人間が最終判断を下す仕事がこのパターンにあたる。
例えば、競合5社のサイトやプレスリリースから、新サービスと料金を集めて比較表にする段階までエージェントに任せ、その後は「自社が影響を受けるのはどれか」「どこで差別化するか」などをAIと議論するといった流れだ。
ChatGPT WorkやClaude Coworkなら、エージェントとして作業させた後、同じ画面でAIと議論を進められる。結果を別のチャットに貼り直す必要がないのでスムーズに次の段階に移行できる。
筆者自身、毎週の振り返りをこのパターンで行っている。作業時間の記録とタスク管理表を突き合わせ、予定と実績のズレを分析するまではエージェントの仕事だ。
その結果をもとに、ズレの原因や翌週の予定の組み方をAIと議論している。その後、議論の結果をドキュメントとして保存する過程は再びAIに任せている。
つまり、材料集めと仕上げはエージェント、真ん中の判断のプロセスは自分が行うという分担だ。
小まめな方向修正を入れながら、AIと議論を深めていく仕事がこのパターンにあたる。このタイプは、そもそもエージェントには向いていないことが多い。
例えば、新規企画のアイデアを練ったり、提案資料の骨子を作成したりといった仕事は、AIとの1回のやりとりごとに方向性を調整しながら、よりよいものに仕上げていく。つまり、自動化の入り込む余地はあまりない。以前この連載で扱った「キャリアの棚卸し」も、このタイプの典型といえる。
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