2015年7月27日以前の記事
検索
コラム

学生向けの会社説明会では、パワポを使わないほうがいい(2/2 ページ)

「プレゼンでは、パワーポイントを使うものだ」と思っている人も多いのでは。本コラムの筆者・川口氏は「学生向けの説明会では、パワポを使わないほうがよい」と指摘している。その理由は……。

Share
Tweet
LINE
Hatena
INSIGHT NOW!
前のページへ |       

 見た目の格好良さを重視して、どうしてもパワーポイントを使いたいなら、枚数をできるだけ少なくする努力をすべきだ。そうすれば、魅力的な採用担当者の表情が見えないような、暗い環境の中で説明する時間も短くできる。

 だいたい、会社に関する情報を漏れなく説明する必要など全くない。細かなモレも許されないような商売での顧客と学生とは違うからだ。大筋で理解してもらえれば、枝葉のこと、細かなことは省いても何の問題もない。採用担当者を前面に出すには学生との対話が行われるのがよいのであって、それには、最初からもれなく全部しゃべるより、脇を空けておいて質問を誘発するほうがよいに決まっている。

 最近の学生は質問してこないという人がいるが、それは、漏れがないよう全ての情報を30分もかけて、それも暗い場所でしゃべった末に「何か質問は?」と、急に振るからでもある。(川口雅裕)

 →フォローして川口雅裕氏の新着記事を受け取る

前のページへ |       

Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.

ページトップに戻る