辛くて苦しいトレーニングでも、デビュー前から20年以上続けられた理由:MAX・LINA「私なりのプロフェッショナル論」(2/4 ページ)
「継続は力なり」と言いますが、私がデビュー前の下積み時代から今でもずっと続けているのはトレーニングです。アスリート並みにしごかれるので、決して楽ではありません。それでも続ける理由があるのです。
年々トレーニングもハードに
ずっとステージで戦える体力作りのために、具体的にはスポーツジムに通っています。筋力トレーニングを重点的に行い、持久力アップにはリアライメントトレーニングをしています。トレーナーさんには身体のバランスを見てもらってアドバイスをもらい、足りない部分を強化します。さらに1〜2カ月後にライブを控えたあたりからはトレーニングを強化していきます。アスリート並みにしごかれるときもあるんですから!
デビュー前のタレント養成所に通っていたころから、基本的な筋力トレーニングやジョギング、ダンスのキレを良くするために空手などはやっていたのですが、ジムに通うようになったのは、20歳を過ぎたあたりからです。最初はリラクゼーションを兼ねていたのですが、年々ライブの本数が増えてきて、全国各地を回るようになってから、やはり若さだけでは乗り越えられないようになってきたのと、それと並行してライブに求めるパフォーマンスのハードルも高くなりました。
現在は、ダンスや歌唱の軸となる体幹バランスを鍛え、筋力アップ、持久力アップを中心にトレーニングしています。ライブに標準を合わせて、トレーニングのほかに食事にも気を付け、筋力アップをより効率的にするために、炭水化物を減らしてタンパク質を多く取るようにしています。
トレーニング後には脂肪を燃焼させるために、ランをメニューに取り入れているのですが、私は走ることが一番苦手で、最初は5分走るのも苦しかったのです。でも続けているうちに、今では40分も走れるようになりました。そのほかにも、20回で限界だった腹筋も今では50回×3セットが当たり前。ダンベルは30キログラムまで持ち上げられるようになりました。
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