NYで「副業Uberドライバー」が増加中。人気の陰に“課題”も:NY在住ライターのスマートIT活用術(2/6 ページ)
NY在住のフリーライター公文紫都が、日々の生活におけるスマートIT活用術を 紹介する当連載。第一弾に続き、NY暮らしに欠かせない『Uber』に関する話題を取り上げます。今回は、ニューヨークで増加中の「副業Uberドライバー」について。副業として人気を集める理由と、その陰に潜む課題に迫ります。
Uberドライバー、フードデリバリーの配達員など、副業の選択肢はさまざま
ニューヨークでは、副業が認められている仕事も多くあるので、「本業だけでは十分な収入が得られない」などの理由で、他で稼ぐ人もいます。アーティストや俳優の卵など、「副業」のイメージが付きやすい人だけでなく、中には弁護士や小学校の先生など、一見それなりに稼いでいそうな人まで。それだけ、ニューヨークで「満足行く生活」を送るのは楽じゃないということです。
数年前までは、副収入を得る手段は、株や不動産が一般的でしたが、ここ最近は、スマートフォンやソーシャルメディアを主体とした数々のスタートアップの出現により、Airbnb(エアビーアンドビー)やUberドライバー、また流行のフードデリバリー(筆者注:スマートフォンアプリで、人気レストランの食事等をオーダーできるサービス類。配達員は、サービスを提供しているデリバリー企業と契約し、空いた時間を使ってレストランなどに商品を取りに行き、注文客の自宅や指定住所まで届ける)の配達員などで副収入を得る人たちも増えてきました。
Airbnbは、自宅や投資のために借りている不動産を他人に貸すことで収入を得るモデル。Uberドライバーやフードデリバリーの配達員は、条件を満たした人であれば誰でも登録でき、好きな時間帯に働き報酬を得る仕事です。この手軽さが受けて、これらの仕事を副業に選ぶ人が増えているようです。
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