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東京メトロ、中国語スタッフを案内所に配置 訪日外国人対応を強化
東京メトロは、7月1日から銀座駅、新宿駅、表参道の案内所に中国語対応可能なスタッフを配置する。中国語圏の客へのサービス拡充を目指す。
東京メトロは6月28日、銀座駅、新宿駅、表参道駅の旅客案内所で、7月1日から中国語による案内を始めると発表した。訪日外国人客の半数以上を占める中国語圏の客への対応を強化する。
営業時間内の午前9時15分〜午後5時15分に年中無休で対応。主に首都圏の大学に留学している日本語と中国語が堪能な学生が、オレンジ色のべストと案内可能な言語のワッペンを着用して各駅1人ずつ常駐し、駅周辺のホテルや両替所や観光スポット、東京メトロや他の交通機関の利用方法、空港へのアクセスルート、観光地へのアクセスなどを案内する。
従来から英語での案内には対応しており、さらに通訳会社のオペレーターを介するサービスを各駅に導入することで5言語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)に対応してきた。訪日外国人のうち50%以上を中国語圏の客が占めており、常駐スタッフによる対応でサービスを拡充する。
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