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エアコンつけっぱなしで1カ月生活してみたマネーの達人(3/4 ページ)

暑い日が続くと、エアコンのスイッチが入れっぱなしになり電気代が気になります。約1カ月の間、エアコンをつけっぱなしにして、電気代とその使用量を計測してみました。

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マネーの達人

あなどれないコストパフォーマー「ぬれタオル」

 エアコンの設定温度を下げたい誘惑にかられたときは、ぬれタオルがおすすめです。首や足の付け根に付けると、体の熱をリンパの流れに乗せて逃がしてくれます。

 ぬれたところを扇風機などの風に当てると、気化熱でさらに冷やすことができます。原始的な方法ですがあなどれません。保冷剤を凍らせてぬれタオルで巻けば、より冷却効果がアップします。

実は室外機もかまってほしい

 エアコンの室外機の周りにモノがあると、空調効率が20%ほど低下することがあります。

 エアコンの冷房は、冷媒ガスを用いて部屋の熱を室外機のファンで戸外に出し、冷えた空気をまた部屋に戻すという仕組みです。この室外機の循環口をモノで塞いでしまうと、熱交換効率が悪くなり電気代が上がってしまいます。

 シーズンオフにはクモが巣を張ったり土ぼこりがたまったりしますので、室内機のフィルターと同じように掃除するのも1つの手です。直置き型であれば、風通しに注意して日よけを設けるのも効果がありそうです。

 ちなみに、引っ越しなどで室外機を取り外すときには注意が必要です。冷媒の銅管処理をしくじるとガスが漏れることがあります。引っ越し後にガス漏れが発覚し、ガスをチャージするために作業員を呼ぶと、2万円ほどかかる場合があります。取り付けの際は必ず冷房でテスト運転をし、ガスが抜けていないかどうかチェックしましょう。


空調効率を下げないために室外機の掃除を

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