エアコンつけっぱなしで1カ月生活してみた:マネーの達人(4/4 ページ)
暑い日が続くと、エアコンのスイッチが入れっぱなしになり電気代が気になります。約1カ月の間、エアコンをつけっぱなしにして、電気代とその使用量を計測してみました。
ハッカ油スプレーを自作
「スースーした涼感が気持ちいい」と、すっかり夏の人気者になったハッカ油。手軽に持ち歩けるスプレーのレシピを紹介します。
ハッカ油スプレー(50ミリリットルスプレーボトル用)
- 水道水 大さじ3
- 消毒用エタノール 小さじ1
- ハッカ油 2滴
まず、消毒用エタノールとハッカ油をよく混ぜ、その後、水道水を加えてさらによく混ぜます。エタノールは、水に混ざらないハッカ油と水を混ぜるためのものですから、消毒用でも無水のものでもどちらでも構いません。
エタノールの代わりにウオッカでもいいですが、日本酒や焼酎はニオイがするのでおすすめできません。「飲み屋のにおいがする」アルコールは避けたほうが無難でしょう。コストパフォーマンスを考えるなら、イソプロパノールが配合された消毒用エタノールが安価で手に入りやすいと思います。
材料をよく混ぜたら、スプレー容器に入れます。シュッとスプレーすると、最初は「なんだ、水?」と思うかもしれませんが、その後じわじわとメントール感が押し寄せてきます。スプレーした場所に風が当たると効果倍増。シャワーの後など、体温が上がっているときはまさに南極にいる気分です。
自分で作る節約アイテムは、作るのが面倒で続かないこともあります。初回はキチンと計量してボトルに目盛りを付けておくと次回の手間を省けます。
「電気代を安く」というよりは、電気代や電気使用量を管理する感覚で取り組むといいでしょう。月末の電気使用量が想定の範囲内であれば、請求金額に慌てることはありません。手間はなるべく少なく、合理的に夏を乗り切りましょう。(酒井菫)
著者プロフィール:
酒井菫
40代後半・独身女性のフリーライター。
節約という切り口から、時間とお金の付加価値を高める豊かな生き方を実践中。
官公庁、流通小売業、メーカーでの勤務経験があり、バブル期に潤沢な予算で仕事をしたり、バブルがはじけてギリギリまでのコスト削減に取り組んだりと、世相の波に乗りながら、刺激的な会社員生活を送りました。
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