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ミスド、「ポン・デ・リング」など100円に値下げ 「原点回帰」で客を呼び戻す(1/2 ページ)
ミスタードーナツは定番商品を値下げするほか、新業態の出店、既存店の改装、健康志向商品の開発などを行うと発表した。
ダスキンが運営するミスタードーナツは11月7日、今後の事業戦略について発表した。8日から「ポン・デ・リング」を100円(税別)で販売するなど、定番商品を値下げするほか、新業態の出店、既存店の改装、健康志向商品の開発などを進める。かつてのスローガンも復活し、「原点回帰」で客を呼び戻す。
価格改定では、現在販売している43種類のうち、35種類を10〜30円値下げする。「ポン・デ・リング」や「オールドファッション」は現行の130円(税別)から100円(同)になるなど、定番商品の12種類が100円(同)で食べられるようになる。
同社が調査したところ、「100円は安く感じるが、130〜150円を超えると高く感じるユーザーが多かった」という。値下げで“手ごろ感”を全面に出し、購買意欲を高める狙いだ。
また、増加する健康志向のニーズに対応するため、カフェインレスコーヒー(12月発売予定)や油分カットドーナツ(来年2月発売予定)も投入する計画だ。「ユーザーの7割は女性。カロリーを気にしている人でも罪悪感なく食べてもらえるように多様なニーズに対応したい」(同社)。
さらに、新業態「Mister Donut to go」を神奈川横浜市・三ツ境駅構内にオープンする。テイクアウト専門店で、ミスタードーナツで販売している人気商品のほか、限定商品を取りそろえた。
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