クールビズ解禁 本当に着たい服は?: 夏場の服の“本音”と“建前”
5月1日に解禁となったクールビズ。ビジネスマンがクールビズ期間中に着ている服と着たい服の実態は?――ユニクロ調べ。
5月1日に解禁となったクールビズ。ビジネスマンはクールビズ期間中どんな服を着ているのか? ユニクロの調査によると、実際に「最もよく着る服」はスーツなのに対し、「最も着たい服」は半袖ポロシャツと、現実と理想にギャップがあるという。
クールビズ期間中、仕事時に最もよく着る服はスーツがトップで29.1%、長袖シャツが21.7%と、約50%が長袖。これに対し半袖ポロシャツは16.5%、半袖シャツは13.7%と合計約30%で、クールビズといっても実際には長袖が多かった。
その一方で、最も着たい服は半袖ポロシャツ(26.7%)がトップ。役職別では、課長以下の役職ではギャップが大きく、「着たいけど着られない」傾向があるという。ポロシャツを着用できない理由で最も多かったのは「仕事上、着用できないから/会社が許可していないから」(39.4%)。「社内の立場上、着にくいから」(28.2%)、「周囲で着ている人がいないから」(22.3%)といった声が上がった。
「スーツやジャケットの方が気持ちが引き締まるから」(20.8%)という声も多く、最も着たい服の2位はスーツ(23.5%)、3位は長袖シャツ(16.6%)だった。
ポロシャツを着用するためにしてほしい後押しは「会社が許可してくれたら」(43.3%)、「ポロシャツを着て会社に行くことがもっと一般的になれば」(28.7%)、「先輩や上司が来ていれば」(19.8%)などで、“お墨付き”や周囲の視線を必要としている傾向があった。
調査期間は4月10〜11日。20〜40代のオフィスワーカーの男性1030人を対象に、インターネットで調査を行った。
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