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「モテクリエイター」ゆうこすが語る、好きなことをやり続ける勇気企業のマーケッターも注目(3/3 ページ)

さまざまなSNSで女性からカリスマ的な支持を得ている、“ゆうこす”こと菅本裕子さん。元アイドル、元ニートという鮮烈な人生を歩み、今では好きなことだけが仕事になっているという彼女の転機とは――。

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やり続ける勇気を持とう

ゆうこすさんの新刊「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」(角川マガジンズ)。自身の経験を基に、SNSの使い方やフォロワーが増える発信のノウハウを公開
ゆうこすさんの新刊「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」(角川マガジンズ)。自身の経験を基に、SNSの使い方やフォロワーが増える発信のノウハウを公開

 今後のことについて、ゆうこすさんはどう考えているのだろうか。既にスキンケアブランドを立ち上げて商品を販売するなど、これからは情報だけでなく、モノ自体を提供していく予定だ。さらに、SNSを使ってセルフブランディングするための方法など、自らがトライ&エラーを繰り返して学んだノウハウを広く伝えることにもチャレンジしていきたいという。

 実は新刊の「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」も、当初はメイク本として出版社から提案されたが、ゆうこすさん自身が企画を再提案したものだという。

 このように、日々のSNSの運用はもちろんのこと、さまざまな企画の立案についても、ゆうこすさん本人が行う。間違いなく多忙だが、「好きなことなので辛くはないです。むしろやればやるほど楽しくなります」と語る。これこそ、好きの力なのかもしれない。

 きっと多くの人が「好きなことを仕事にできたらいい」と願っている。同時にそれは難しいと感じているかもしれない。しかし、ゆうこすさんの話を聞き、必要なのは“やり続ける勇気”なのかもしれないと感じた。たとえネガティブなことを言われたとしても、好きなことをやり続けること。それによって、自分の考えと行動に一貫性が生まれ、周囲の理解や応援を得られるようになる。

 誰もがインターネット上で発言できる一方で、ポジティブ、ネガティブ関係なくさまざまな声が耳に入ってくる時代だ。だからこそ、自分の“好き”を貫き通せる強さが求められているのかもしれない。

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