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“社風”に合った人を採用できる「ミツカリ」が目指す世界HR Tech最前線(5/5 ページ)

AIが応募者の価値観やタイプを分析し、応募者と企業を「社風」でマッチングさせるサービス「ミツカリ」――。既に700社が導入するなど急成長しているという。

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「活躍できるかどうかは環境次第」

――ミツカリは、社内の人材配置の最適化にも生かせそうですね。

photo 表孝憲社長

表: そう通りです。応募者だけでなく自社の社員のタイプも見える化できるので、人材配置にも役立てることができます。実際、新人の配属先を決める際にミツカリを活用する企業も増えています。また、メンター役は誰が適任なのかというこもミツカリが導き出してくれます。

 さらに、中間管理職に対しては、「あなたの部下はこういうタイプだから、こういう接し方をするといいですよ」と、アドバイスをすることもできます。

――今後、HRテックの普及によって人事の役割はどう変わっていくと考えていますか?

表: 先ほども申し上げたように、「人を選ぶ」という部分はテクノロジーによってどんどん自動化されていきます。しかし「この企業に入りたい」と思ってもらえるような、「人を引きつける」仕事は人間にしかできません。人事は今まで以上に、自社のブランディングや集客に時間を使えるようになっていくと思います。

 また、「そもそも自社にはどんな人材が必要なのか」という議論に多く時間を多く割けるようになるでしょう。この「そもそも論」は一番重要ですし、機械には判断できませんので。

――目標設定について教えてください。

 1〜2年以内に1万社以上の導入を目指します。全ての人が適材適所で働き、活躍できる――そんな世界を実現するサービスにしたいですね。

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