2015年7月27日以前の記事
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1センチ単位で指定できる家具サービスの舞台裏ありそうでなかった(4/4 ページ)

「デザインは好きだけどサイズが大きすぎて諦めた」「ちょうどいいサイズだけど色が気にくわない」――家具を買うときに、こんな経験をした人も多いだろう。そんな不満を解消するサービスが2018年3月に誕生した。自分の好きな色やサイズの家具を手ごろな価格で購入できるビジネスが実現するまでには多くの苦労があった。

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今後の展望

 峯浦社長は現在、「MAIN SHELF」という新商品の準備に追われている。「SIMPLE BOX」よりもサイズが大きく、内部の仕切り板もついた棚だ。打ち合わせのために、現地の工場に何度も足を運んでいるという。今後の展望について、次のように語った。

 「ZOZOSUITが『人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ』とうたっています。そのコンセプトを家具にも適用したいのです。家具が人に合わせるという顧客体験を提供したいと思っています」

 峯浦社長はもともと家具が好きで、現状の「人が家具に合わせる」状況を不便だと感じていた。工場関係者を説得できた背景にはそういった1ユーザーとしての強い思いもあったのだろう。

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「MAIN SHELF」(Chocolat Brown)
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「MAIN SHELF」(Soda Blue)
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峯浦望社長
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