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ビックカメラが酒専門店をオープン 競合店にどうやって勝つのか?:店内に家電はない(2/2 ページ)
ビックカメラが酒専門店を18年8月にオープンさせる。これまでは、ビックカメラの店内で酒類を販売していたが、単独での出店は初めての試みとなる。厳しい競争にさらされることが予想されるが、どのようにして差別化を図るのだろうか。
ビックカメラが進める“脱家電”
ビックカメラは現在、非家電の新フォーマット店の出店を加速させる方針を打ち出している。例えば、玩具専門店「ビックトイズ」を17年11月に大型ショッピングモール内にオープンしている。ビックトイズの業態としては初の単独出店で、売り場面積は過去最大となる力の入れようだ。
さらに、家電は扱っているが、各地域にあった品ぞろえを強化する「ビックカメラセレクト原宿店」(東京渋谷)を17年11月に出店している。この店舗は女性などに人気がある原宿の竹下通りにあり、化粧品、薬、日用品などを多く扱っているのが特徴だ。
これまで、ビックカメラの店内で販売されていた酒類や日用品は顧客を店内に引き寄せるためという意味合いが強かった。しかし、今後、単独出店を加速させるとなると、他社との厳しい競争にさらされる。どのようにして差別化戦略を打ち出していくのかが注目される。
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