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なぜ今「ペーパーレス」が再注目されているのか?働き方改革の文脈で(5/5 ページ)

1970年代に生まれた「ペーパーレス」。以来、ほとんど進展していないように思われるが、実は今注目を集めているのをご存じだろうか。詳しくみていきたい。

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「ペーパーレス」という言葉がなくなる時代

 ペーパーレスなんて大企業のもの、中小企業には関係ないという声も、よく聞かれる。

 だが、リソースの少ない中小企業こそ、ペーパーレスによってワークスタイルを改革することの効果はより大きなものになるはずだ。

 タブレットなど必要なデバイスは安価になっているし、ファイルの共有なら安価なクラウド型サービスも増えており、通常の利用なら専用システムを開発するような手間は必要はない。

 文書管理やハンドリングのロスがなくなり、生産性の高い業務に回すことができるなら、リソースの限られる中小企業こそ、大きいメリットを実感できるはずだ。

 唱えつづけられて50年。ペーパーレスは、第3次ブーム、いや、ついに実用期に突入したように思われる。オフィスの常識となって、ペーパーレスという言葉自体がなくなる時代がやってくるのはそう遠い未来ではないかもしれない。

(アスクル「みんなの仕事場」運営事務局)

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