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「大阪王将」に後れを取っていた「餃子の王将」の業績が復活したワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/6 ページ)
「餃子の王将」を運営する王将フードサービスが復活しつつある。女性向けの新業態店や安価で量を減らしたメニュー開発が奏功したが、本質的な理由はほかにもあるという。どのような戦略を打ち出しているのだろうか。
今後の課題は?
このような社内融和とモチベーションアップ、女性や居酒屋のニーズへの対応、商品の改良が相乗効果をもたらし、業績が回復したと同社では分析している。
スマートフォン用の公式アプリも18年3月にリリース。40万ダウンロードを突破し、顧客と双方向のコミュニケーションを取れるメディアに育てる方針だ。
今後の課題は、魅力的な月替わり商品を投入し続けられる商品開発力とそれを実現する調理力の向上だろう。そして、現状の営業利益率は7.0%となっており、外食チェーンとしては決して悪くないが10%は欲しいところ。原材料費や人件費の高騰、景気の先行き不透明感で消費マインドが活発とはいえない厳しさがあるが、店舗の魅力アップで乗り越えて欲しい。
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