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“外食大国”福岡を救え! 地元信金が人手不足対策に乗り出したワケ後継者探しもお手伝い(2/2 ページ)

福岡県を中心に地元密着型の営業を続けてきた信用金庫が飲食業支援に乗り出す。具体的には、取引先の人材不足や後継者不足に対応する。将来的には“外食大国”福岡を救うことになるかもしれない。

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福岡は人口に占めるレストランの数が多い

 福岡市は人口1000人あたりのレストランの数が、東京、パリ、ミラノに次ぐ第4位の地位にある“外食大国”だ(2015年、福岡市調べ)。しかし、その一方で深刻な人手不足に陥っている。料理人の求人数は2218人なのに対し、求職者数は553人。さらに、接客・給仕の分野でも求人数1005人に対して求職者数は482人となっている(2018年8月時点、厚生労働省調べ)。

 クックビズはこういった状況を踏まえ、福岡市にビジネスチャンスがあると判断。18年6月に新拠点を福岡市に開設している。今回の福岡ひびき信用金庫との提携は、両社の思惑が一致した結果ともいえる。

 今回の提携は“外食大国”である福岡市の人材不足問題をどれだけ解決できるだろうか。

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