コラム
「小倉トースト」戦国時代到来? “最新”名古屋土産を食べてみた:定番だけじゃない(2/3 ページ)
帰省や旅行のとき、駅のお土産店で定番商品を買うことが多いが、楽しみ方はそれだけではない。“新定番”や駅にはない商品も発見できるかもしれない。名古屋駅周辺を巡ってみると、最近の傾向が見えてきた。
有名洋菓子店が手掛ける新定番
洋菓子でも新たな定番が生まれている。岐阜県多治見市と名古屋市に店を構える有名洋菓子店「シェ・シバタ」が手掛けるお土産だ。ウエハースをチョコレートで包んだ「名古屋バトンショコラ」が人気だが、今回はその派生商品として3月に発売された「バトン抹茶」を購入した。
抹茶が名産の愛知県西尾市にある老舗「あいや」の抹茶を使用。抹茶クリームをウエハースで挟み、抹茶チョコレートで包んでいる。抹茶の香りと濃厚さが印象的だが、ウエハースの軽い食感によって、気軽にいくつでも食べられそうだった。
駅にはないお土産も
名古屋駅の外にもお土産はある。名古屋駅の西側に隣接する地下街「エスカ」にあるショップ「なごみゃ」には、個性的なお土産やご当地グッズなどが並ぶ。駅では売っていないお菓子がたくさんあったが、その中から「名古屋小倉ホイップ餅」を手に取った。
「ホイップ餅」のお土産は他の地域にもあるようだ。名古屋の場合は、餅の中にあんことホイップクリームが半分ずつ入っている。ふんわりとした食感で、甘さは強いが一口で食べられる。パッケージにある小倉トーストの写真のイメージとは異なるが、餅とあんことクリームの相性は良い。個包装になっていないため、配るためのお土産としては不向きかもしれない。
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