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エリア限定だけじゃない これだけ出ていたセブンの“県・市限定商品”:あなたの地元でも販売してる?(3/6 ページ)
セブンがエリア限定だけでなく“県・市限定商品”を販売している。2018年だけでも多くの種類の商品を開発していが、その背景には何があるのだろうか。
明治維新150年記念商品
3つ目は鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県で結成した「平成の薩長土肥連合」の取り組みに賛同し、10月6日から4県内のセブンで販売した各県限定の「明治維新150年」記念商品だ。
鹿児島県では「鹿児島県産鶏づくし」(350円)と「知覧紅茶&りんご秋薫るごほうびパフェ」(297円)を販売した。鶏づくしは鹿児島県産鶏を使用した味つきおにぎりで、地元でおなじみの塩から揚げをおかずにした。パフェには地元名物の「知覧紅茶」を使用している。
山口県では「長州どりの炭火やきとり重」(650円)と「ふわっとろティラミスういろう」(118円)を販売した。やきとり重には県内で知名度の高い「長州どり」を使用している。また、ういろうは山口銘菓として有名だ。
高知県では「もち麦もっちり!生姜と鶏そぼろ(高知県産生姜使用)」(130円)と「土佐文旦のレアチーズタルト」(172円)を販売した。生姜と鶏そぼろおにぎりには、生産量日本一の高知県産生姜を使用。レアチーズタルトには高知県を代表する果物である「土佐文旦」が練りこんである。
佐賀県では、「さがうまれ牛乳のホイップサンドメロン」(148円)と「もちとろ苺みるく(さがほのかソース使用)」(124円)を販売した。ホイップサンドメロンは、佐賀県で親しまれている「さがうまれ牛乳」をホイップクリームに使用したものだ。また、もちとろ苺みるくは佐賀の名産「さがほのか」(イチゴ)をソースに使ったスイーツだ。
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