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インフル猛威の裏で「季節外れ」のある商品が売れている、なぜ?:メーカー各社に聞いた(1/2 ページ)
猛威を振るうインフルエンザ。対策が急がれる中、本来は夏向けのある商品が売れている。
インフルエンザが猛威を振るっている。厚生労働省は2月8日、1週間(1月28日〜2月3日)に全国の医療機関を受診した推定患者数が約166万9000人に上ったと発表した。同じ期間に休校や学年・学級閉鎖した保育所、幼稚園、小中学校・高校は6995施設となった。容体が悪化しやすい子どもや高齢者への感染が心配される。
冬は落ち込むはずのゼリーが売れている
インフルや風邪の対策グッズが話題になる中、ちょっと季節外れの商品の売れ行きが伸びているという。本来は夏に売れやすく冬場は落ち込む商品、ゼリーだ。インフルや風邪で体力が落ちた人向けに買われているとみられる。
森永乳業では、「森永とろけるゼリー」シリーズの1月の売り上げが前年同期比で1割増となった。同社の担当者によると、ゼリー系の商品は冬の売り上げが夏場の約6割に落ち込むのが通例だったが、この商品は1月の売り上げが8月ごろとほぼ同水準を維持しているという。
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