パズルゲーマー、実は「ゲーム自体には無関心」!? 意外な実態判明:アプリユーザーに調査(1/2 ページ)
調査会社がゲーマーのライフスタイルについて調べ、特にパズルゲーム好きな人に着目。実は彼らは暇つぶし目的が多く、ゲームには無関心な結果に。
世代を問わず浸透してきたスマートフォンゲーム。電車の中では老若男女問わず画面に没頭し、街頭でも中高年が「ポケモンGO」を楽しむ姿がよくみられる。
では、こうした各ジャンルのゲームアプリを楽しんでいるのはどんな人か。ゲームビジネスに特化したアンケートやコンサルティングを手掛けるゲームエイジ総研(東京都渋谷区)は、ゲームユーザーのライフスタイルや考え方を調査した。特にパズルゲームのアプリを主に遊んでいる人に着目したところ、「実はあまりゲーム自体に関心がない」という、ちょっと意外なユーザー像が浮かび上がった。
「ゲームは暇つぶし」
アンケートは同社が2018年11月、全国の10〜40代の男女2000人にWeb上で行った。うちスマホなどでアプリゲームを遊んでいる人は59.6%に上った。その中でも、好きなゲームのジャンルについて「パズルゲームのみ」と回答した185人に注目して分析した。アプリゲームユーザー全体の3割超と、他のジャンルのゲーム好きと比べても突出して多い結果となった。
同社によると、パズルゲームのみを好むユーザーの86%が女性。特に全体の約6割を30〜40代女性が占める。職業別の割合を見るとトップは専業主婦で35.1%となったほか、64.9%を既婚・子持ちの属性の人が占めた。
彼らにゲーム全般に対する意識を聞いたところ、「ゲームは暇つぶしとしてやることが多い」と答えた人が51.4%を占め、ゲーマー全体(42.6%)を上回った。一方で「自分はゲーマーだと思う」と回答した人は1.1%にとどまった。
利用するゲーム機器についても、専用機をほとんど所有していない傾向がみられた。最も所有率が高い機器でも「ニンテンドー3DS」で5.4%と、ゲーマー全体(33.8%)をはるかに下回った。
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