2015年7月27日以前の記事
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「亀田の柿の種」を壊したフリカキックス、今のところ「吉」あの会社のこの商品(5/6 ページ)

柿の種を砕き、ふりかけに使える商品が誕生した。亀田製菓の「FURIKAKIX(フリカキックス)」だ。社内の批判を乗り越え、どのようにして生まれたのか。担当者に話を聞いたところ……。

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今夏にはレシピコンテスト開催の予定

 販売はまずAmazonで先行し、その後LOFTでも行われるようになった。話題を集めたこともあり、取り扱いを希望する小売店からの問い合わせが絶えないが、今のところ販路を拡大する考えはないという。

 その理由を佐田氏は「大事に売っていきたいから」と言う。パッと見ただけでは何に使うのか分からないこともあり、商品についてきちんと説明できるところと組んで売りたかったという意向が同社にはあった。

 商品にはレシピが入っており、同じものがWebサイト上でも確認できるが、今後はレシピを増やす予定だという。過去に監修したレシピブックを生かすほか、料理研究家の監修による新メニューの追加を検討していく。

 レシピに関しては、ユーザーからの提案も重視したい考え。現在、SNS上でのレシピコンテストを検討しており、可能であれば今夏ころには実施したいという。

 また、フリカキックスを飲食店で使ってもらう働きかけも進んでいる。当初は予定していなかったが、社内の若手社員有志によって発足した「いただきますプロジェクト」が業務用途の開拓を提案。営業が実を結び、居酒屋チェーン店などで採用されている。


フリカキックスの開発に携わった亀田製菓の佐田大介氏

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