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SBI証券が米国株手数料の最低額をゼロに:競争の結果
SBI証券、マネックス証券、楽天証券の競争の結果、これまで横並びで5ドルだった米国株の最低取引手数料が大きく引き下がった。SBI証券は、最低額がゼロ。2.22ドル未満の取引では手数料がかからない。
マネックス証券が口火を切った米国株手数料の最低額引き下げ競争の結果、SBI証券は、ついに最低手数料無料を発表した。現状の5ドルから引き下げる。適用は7月22日から。
取引代金の0.45%が手数料となるが、それが1セント未満の場合、切り捨てて無料とする。具体的には、2.22ドル未満の取引の場合、手数料が無料となる。米国株を取り扱うSBI証券、マネックス証券、楽天証券の3社ともが、最低手数料を大きく引き下げたことで、少額からの米国株投資のハードルが下がった。
SBI証券は「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するとコメントしている。
→マネックス証券、楽天証券も米株最低取引手数料を廃止。3社横並びに
【訂正:最低取引金額の計算が誤っておりました。お詫びし訂正いたします。】
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