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国内主要72都市と東京23区の"都市総合力"ランキング発表 トップ3は変わらず:日本の都市特性評価(2/2 ページ)
森記念財団が、主要72都市と東京23区を対象に特性評価を発表した。主要都市の首位は2年連続で京都市だった。23区を対象とした評価でも、トップ3は変わらず。携帯電話の位置情報を基に行った外国人観光客の動向調査も同時発表。
トップ3は変わらず
東京23区の評価でも、上位3区の変動はなかった。
首位は千代田区で1410.4ポイント。「経済・ビジネス」と「生活・居住」で首位を獲得しており、幅広い分野で強さを見せた。
2位の港区(1352.7ポイント)は、観光面などの指標である「文化・交流」分野で首位。中でも、今年から指標に加わった「クリエイティブ産業従業者割合」では全都市中トップの評価だった。
3位の中央区(1247.9ポイント)は、アクター別スコアの4部門で首位を獲得。23区中で随一の住みやすさを見せつけた。
同評価では「特集研究」と称し、18年1月〜12月に訪日した外国人観光客の動向調査も行った。ドコモ・インサイトマーケティング(東京都港区)の提供する「モバイル空間統計」を活用し、位置情報を基に各都市間の移動動向などを分析している。
同一旅程中に訪問した都市を集計し、都市間のつながりを分析した「訪問都市分析」では、東京23区と成田空港のある千葉県の強い結び付きが明らかになった。また、調査期間中に最も多くの外国人が訪れた都市は東京23区で、1195万人だった。
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